開催内容・各種ご案内
開催内容・各種ご案内
■ 開催概要
開催日時
2026(令和8)年1月8日(木)
開 場 17:15(ご観覧の皆様)
開 演 18:00
※参加僧侶の皆様は、当日午後にご集合いただきリハーサルを行います
開催会場
京都コンサートホール 大ホール
■ 参加者の募集について
共に「正信偈」(『新制御本典作法』)をおつとめしていただける僧侶を募集しています
参加対象
僧籍をお持ちの方(宗派は問いません)
※開催当日までにオンラインによる事前練習会、開催当日午後よりリハーサルを行いますので、どうぞお気軽にご参加ください。
参 加 費
10,000円(学生 8,000円)
※ご門徒をはじめ一般の皆様に向けた観覧席もご用意しております。詳しくは観覧のご案内まで。
参加特典 ※参加した僧侶限定の特典
千人の声が織りなす一生に一度の壮大な仏教音楽を体験
4K映像収録で記録し、後日参加者限定で配信予定
参加者全員の名前をエンドロールにて掲示
参加申し込みはページ下部の「参加申し込み」バナーから
■ プログラム
特別講演
大八木正雄先生(中央仏教学院講師・浄土真宗本願寺派正光寺住職)より、「本願寺と聲明」という講題で伝統声明の魅力や大衆唱和の大切さについて講義いただきます。
大八木 正雄 先生
中央仏教学院講師、浄土真宗本願寺派正光寺住職。
故水原夢江師に師事し、魚山聲明および古儀を学ぶ。2024年には、魚山秘曲『引声作法』を一部復元。西六条魚山会を主催し、毎年自坊で「聲明の夕べ」を開催し研鑽の成果を発表している。
論文「親鸞聖人の儀礼(中央仏教学院紀要)」等。
トークセッション
大八木正雄先生を交え、貴重なトークセッションが実現。聲明、儀礼、伝道について第一線の先生方からお話をうかがいます。
近松 真定 先生
本願寺名誉侍真
浄土真宗本願寺派顕証寺住職
赤井 智顕 先生
相愛大学 准教授
浄土真宗本願寺派善教寺副住職
司会 田坂 亜紀子 先生
本願寺派布教使
布教使課程専任講師
法 要
参加者の皆様も一緒におつとめできます‼
総勢千名の僧侶による『新制 御本典作法』のおつとめ。「正信偈」を中心に念仏、回向まで力強く唱え上げます。
『新制 御本典作法』
浄土真宗本願寺派にて、2023(令和5)年にお迎えする親鸞聖人御誕生850年・立教開宗800年慶讃法要に依用する新たな法要作法として制定されました。宗祖親鸞聖人によってお念仏のみ教えの真意が開顕された浄土真宗の根本聖典『顕浄土真実教行証文類』(教行信証)からすべて御文を選定し、伝統的な声明と大衆唱和の両面を兼ね備えたものとなっています。
雅楽演奏
参加者の皆様も奏楽できます‼
ステージを埋め尽くすほどの楽人による雅楽フルオーケストラ演奏。平調「音取」「越殿楽」「五常楽急」「陪臚」を奏します。龍笛、鳳笙、篳篥に加え楽箏、楽琵琶などの伝統楽器による壮麗な調べ 。
浄土真宗と雅楽
雅楽は、仏教と同じく中国大陸および、朝鮮半島を経由して伝来しました。日本への伝来以降、仏教儀式の場に欠かせないものとして演奏され、古くは奈良の東大寺で、大仏開眼供養の法要において奏されたと記録されています。
本願寺(西本願寺)においては、雅楽が法要において依用されはじめたのは第12代准如上人の時代(江戸初期)であるとされ、以降、歴代宗主が雅楽に親しまれていたこともあり、本願寺の法要は雅楽抜きでは語ることのできないものとなっています。現在では本願寺派の一般寺院においても演奏され、雅楽の音色が法要の厳かな雰囲気を作り上げています。